2021-02-17 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
これ、ちょっとまだ養殖業の事例ではないので、もう一度後で養殖業のいい例も御紹介したいと思いますけれども、日本で、北海道のホタテ漁業がMSCという国際的な持続可能な漁業の認証を取っています。それに対して、今度はヨーロッパ、欧州で非常にその持続可能なホタテを欲しいということで、非常に引き合いが強いということで輸出が盛んに行われています。
これ、ちょっとまだ養殖業の事例ではないので、もう一度後で養殖業のいい例も御紹介したいと思いますけれども、日本で、北海道のホタテ漁業がMSCという国際的な持続可能な漁業の認証を取っています。それに対して、今度はヨーロッパ、欧州で非常にその持続可能なホタテを欲しいということで、非常に引き合いが強いということで輸出が盛んに行われています。
また、あわせて、突然の対応を迫られている現地では、今総理からもおっしゃっていただきましたが、新たな対策を今検討を進めているところでございまして、国に対しての要望をまとめているところでありますけれども、ホタテ漁業の新たな取組、あるいはサケ・マスはえ縄などの代替漁業の模索、そしてまた加工原魚の確保など、様々な検討がなされております。
四月十五日の委員会で、私はホタテ漁業について質問をして、その際、青森県の海域における貝毒検査の調査のポイントをふやしてほしい、今四、五カ所ですから、もう少し細分化してほしいということをこの委員会で話をしました。そうしましたら、それは県がきちんと科学的に調査をして、データを積み上げて、そして国に要望することが前提となる旨、御答弁があったわけです。
実はこの虻田漁港自体も、現在ホタテ漁業等に従事する漁業者の利用が大変多くて漁港として手狭であるということから、虻田漁港自体の拡張というか、そういうことが検討されてきた、こういう経緯もございます。
その後、第六次計画からは能取湖内におきますホタテ漁業を中心とした増養殖漁業に対応した施設整備にも着手いたしまして、平成五年度までに一応の整備を終了したところでございます。
○柴田(睦)委員 報道によりますと、アメリカ軍側は陸奥湾内で原潜を浮上させて、そして救助することを要請したけれども、青森県の方はホタテ漁業などへの影響が出るおそれがあるといって陸奥湾内での浮上を断ったという報道がありますけれども、外務省はこのことを知っておりますか。
また、事業団のこの計画に対し、陸奥湾漁民からは、岸壁での試験はもとより、養殖事業が軌道に乗り百億円産業に育ちつつある陸奥湾ホタテ漁業の実態から、湾内での試験も了解が得られなかったのであります。
非常に精力的にお話し合いをしていただいたわけでございますが、青森県の漁業者には陸奥湾のホタテ漁業との関連におきまして非常に根強い反対がございまして、大湊を再母港化するわけには絶対いかない、しかしながら、長官の御熱意にこたえて、青森県内のほかの地点に新しい港をつくるようにしたらどうかと、こういうことで現在の関根浜の港が、ようやくにしてそこに港をつくってそこに開港することに合意をしたということがございまして
しかし、陸奥湾の中にこんなものを置かれた日には、油漏れがあったときに青森県名産のホタテがどうなるか、ホタテ漁業者の反対でここにというわけにはいかなくなって移ることになった。今度移る先はどこかというときに、いまの太平洋になったわけです。しかし、この太平洋だって、ここは日本における有数な漁場です。先ほど申し上げたように暖流あり寒流あり、そして日本海から来る流れもありで、まさに魚の宝庫なんです。
定係港につきましては、むつ市あるいは湾内の漁民の皆さんにぜひ再び定係港としてお願いをしたいと申し入れをいたしましたところ、漁民の皆さんも理解をしていただきまして、「むつ」開発については協力しよう、ただし湾内は非常にホタテ漁業があるので、風評その他で生活が困るような場合もある、湾内でなければ、外海ならば結構だということで、関根浜に新母港をつくることについて了解をいただいておるところでございます。
しかるところ、幸い地元漁連あるいは市、知事さん等が、それは理解できる、協力してあげたい、原子力開発は必要である、イデオロギーにとらわれて反対するようなことは絶対しない一ただし湾内にホタテ漁業がある、この実態だけはぜひ知ってもらいたい、そこでホタテのない関根浜、外港ならば協力しよう、こういうことでございました。ところが、関根浜については建設までには相当時間がかかるという大変な欠点がございました。
○国務大臣(中川一郎君) 御承知かと思いますが、大湊を再母港化できないかと要請しておりましたのに対して、地元から原子力船「むつ」の開発に反対ではないが、ただ一点湾内には貴重なホタテ漁業があるので、ここを避けてほしいという漁民の切なる言い分でございます。私も理解できましたので、それでは外洋に設置をする、それまでの間は大湊に入港、停泊をさしていただきたい。
第二番目には「むつ」をお願いしました昭和四十二年ころわずか二億円程度であったホタテ漁業がいまや七十億産業、加工を入れますと二百億を超える、リンゴに並ぶ大きな産業になっていること、同時に、当時は共かせぎができなかった、出かせぎをしなければならないという厳しい状態から一変をして、夫婦ともどもに零細な漁業ではあるけれども、豊かな明るい生活ができるようになった。
○国務大臣(中川一郎君) 第一番目に、私が外洋へという気持ちを持ったのは、先ほども申し上げましたように、陸奥湾が当時とは違ってリンゴに次ぐホタテ漁業というものが非常に漁民の間の生活の場として大事にされている。しかも、共かせぎができる非常に大事な生活の場になっておる。そこを荒らされたくないという気持ちが私の胸を非常に打ったということでございます。
○瀬崎委員 いま言われたお話の中には、ホタテ漁業の栽培地でもあるという話もされたのですが、私は、それらはむしろ適当ではない方の条件ではないかと思うのですね。もっとはっきりと長官が判断した適当条件、一番中心は一体何なのか、しぼって話をしていただきたいのです。
私どもとしては今度の船は湾であれ、あるいはホタテであれ、絶対事故を起こすようなものでないのだと、安全性については信用していただきたいと、こう申し上げたんでございますが、安全性についてだめだとは言いませんと、言いませんが、先ほどもあったように、より安全なホタテ漁業等のないところでやっていただくように、長官ひとつ政治力を発揮してもらいたいと、こういうことで別れております。
陸奥湾に決めるときに、陸奥湾のホタテ漁業があのように伸びていくことを、よく調査しなかったか知らなかったから、後でああいうことになった。陸奥湾というのはあのとおり海流が緩い。このことなんかも考慮しないであそこに決めたからああいうことになるわけです。
きょうは、沿岸漁業、わけても陸奥湾のホタテ漁業を振興する立場から、漁業家の一番の心配になっておる原子力船の問題を中心に質問を展開してみたいと思います。 科学技術庁の伊原原子力局次長が時間がないそうですから、漁業の振興をあと回しにして、まず、伊原さんに先に聞いてみたいと思います。
○下河辺政府委員 むつ小川原の開発問題につきましては、いろいろ困難な問題もあり、私どもとしても懸命に努力しているところだと思いますが、御承知おきのことでございますけれども、実はこの問題は、昭和四十二、三年ごろから構想が出てまいりまして、賛否に分かれていろいろ議論もいたしましたが、規模についても最初のうちは相当大きなものを考えていたときもございますが、むつ湾のホタテ漁業の関係、あるいは公害に対するおそれの
陸奥湾におきますホタテ漁業、というよりも、陸奥湾自身が、沿岸漁業の養殖、増殖、そういった面では非常に適した海域であるとわれわれ承知いたしておりますし、そういった面で将来ともに、沿岸漁業の振興、そういった拠点になり得る地域じゃないか、このように考えております。
○安福政府委員 私が答弁する筋のあれであるかどうかわかりませんけれども、非常に大きな問題でございますし、非常にわが国の貿易に対する外圧もいろいろあるわけでございますから、これは仮定の問題でございますけれども、やはりわが国沿岸漁業の支柱になるようなホタテ漁業ですからそれがひ弱い段階で壊滅的な打撃を受ける、こういうような形の自由化というものは考えられないのじゃないかというふうに私は考えている次第でございます
そう言うとまた、自由化するんじゃないか、こういう反論になろうかと思いますけれども、私の申しました趣旨は、沿岸漁業が——いまのホタテ漁業に限定いたしますと、ホタテ漁業が壊滅するというような形で自由化をすべきじゃないし、自由化をしても耐え得るようなホタテの養殖業並びにホタテ漁業を育てたいということでございます。
その他の十二海里からむしろ中へ入ってやらなければならないというようなコンブ漁業であるとか、あるいはホタテ漁業であるとかというような問題も、将来問題になるわけであります。こういう問題につきましては、漸次委員会へこれを持ち出して、双方で話し合って、こうという考えは持っているわけであります。